「負担で人はつぶれないが負担感は人をつぶしてしまう」
仕事や業務において、「負担」というのはつきものです。それは、時間的なことであったり、量的なことであったりと様々ですが、繁忙期などは、負担が大きくなることはある意味、致し方ないと言えるでしょう。
さて、「負担」と「負担感」は一字違いですが、その意味は大きく異なります。「負担感」があるかないかは、時間、量を問わず、本人の感じ取り方一つです。その仕事や業務にやりがいがあり、やりたい気持ちが高ければ、時間や量がたとえ多くても、負担感は感じないでしょう。逆に、その仕事をやらされている状態であるのならば、時間や量がどんなに少なくても、負担感を感じてしまうでしょう。人は「やりたい」と「やらされている」では大違いなのです。
「負担」ではなかなか、人はつぶれないが、「負担感」は人をつぶしてしまいます。働き方改革をすすめるのであれば、負担軽減だけではなく、いかに負担感を与えないかを考えていくことも必要ですね。