「本来、感情とは目に見えないものだが、感じたことをそのまま書き出すことで可視化される」
人には喜怒哀楽というように感情があります。そして、人はその感情を時と場によってコントロールしています。時や場によっては、とても哀しいけれど笑ってみせたり、とても怒りを感じているのに冷静に対応したりしているのです。
感情のコントロールは場合によっては必要なことなのですが、この「感情」をコントロールしすぎると、自分の本当の感情が分からなくなってしまいます。本当はとても哀しいのに、自分の感情を抑えるあまり、違う自分を無理して作り上げてしまうのです。
確かに社会や集団で生きている以上、感情をそのまま出すのは難しいです。ですから、自分の感じたことや気持ちを書き出すことによって、自分の感情を確認したり、自分の感情と正面から向き合ったりすることが大切です。感情を書き出すことによって可視化され、本当の自分を見つめなおすことができます。
自分が自分自身に対して嘘をつく必要はないのです。