「仕事は遊びや他の仕事と比較してはならない」
「サザエさん症候群」というのを聞いたことはありますか。これは、日曜日の夕方から深夜、「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称です（ウィキペディアより）。日曜日の夜に「サザエさん」が放映されることからこの名がついています。同じようなものでは「大河ドラマ」もそうでしょうか。
さて、なぜ人がこのような症状に陥りやすいかというと、それは「仕事」と「遊び」を比較しているからです。しかし、自由度が高く、ストレスをほとんど感じることのない「遊び」と、なかなか自由がきかず、ストレスも感じやすい「仕事」とは全くの別物です。本来、比較するものではないのです。「仕事」と「遊び」を比較し続けるのなら、休日以外は全て「嫌な日」となり、人生のほとんどが憂鬱な状態となってしまうでしょう。
また、仕事を他の仕事と比べることもお勧めしません。なぜなら、仕事同士を比較すれば、どうしても嫌な仕事が出てきてしまうからです。そして、その嫌な仕事は分量を問わず、心の大部分を占めてしまいます。
大切なことは、仕事一つ一つに楽しさを見付けることです。仕事を他のことと比較せず、その仕事だけを見つめていけばいいのです。
そして、その心構えが一日一日を大切に生きるということにつながっていくのだと思います。