「『批判』は『感謝』に勝てない」
人は人に対して様々な感情をもちます。それは、愛情であったり、好感であったり、憎しみであったり、軽蔑であったりします。そして、その感情は、「批判」や「感謝」等、言動に表れます。
さて、人が人を「批判」するときというのは、相手が自分の思い通りに動いてくれないときに起こります。また、「感謝」は相手が自分の思っている以上のことをしてくれたときに起こります。
「批判」「感謝」共に相手の行動に対して起こるものですが、批判をするか感謝をするかは自分自身で選択することができます。
相手を批判しているときというのは、相手の負の部分が見えています。そして、いくら相手のことを批判しても相手は変わりません。なかなか、こちらの思うように人は動いてくれないのです。ですから、できる限り、相手の正の部分に目を向け、感謝すべき言動を見付けるのです。そのためにも以前お伝えしたように相手の「最悪」と自分の「最良」を比べるのではなく、相手の「最良」と自分の「最悪」を比べるのです。相手の悪いところは自然と目についても、相手のよいところは意識しないとなかなか見えません。
「『批判』は『感謝』に勝てない」
相手を動かしたければ、批判するのではなく感謝をすることが必要なのです。