敵対心 | 品川 西村柳一郎

品川 西村柳一郎

品川区の無所属新人の西村柳一郎(にしむらりゅういちろう)の公式ホームページです。品川区の行政に関わることや自身の活動報告等を情報発信します。

 「相手が敵対心を向けてきても、一度疑ってみる」
 
日頃、生活していると、敵対心を向けられることがあります。そして、人は相手に敵対心を向けられると、感情的に怒りを覚えたり、心が傷ついたりします。ですから人はできる限り、相手を怒らせないように、敵対させないように行動するものです。しかし、どんなに気を遣っていたとしても、何かのミスや誤解、言葉の伝わり方一つで、相手を敵に回してしまったり、傷つけたり怒らせてしまったりするときがあります。敵をつくらずに、人生をやり通すということは、そんな簡単なことではありません。
 
 
 さて、相手に敵対心を抱かせることや怒らせることがなかなか避けて通れないとしても、本当に相手は怒っているのでしょうか。その敵対心や怒りが感情からくるものであれば、それは本物でしょう。このときは、こちらの落ち度を分析し、落ち度があるのであれば、相手を怒らせてしまったことを誠心誠意、謝らなければなりません。ですが、もし、相手の敵対心や怒りが演出であったのなら…。その時は、卑屈になる必要もなければ、心を傷つける必要もありません。こちらが怒りを覚える必要もありません。相手が、なぜ「敵対」「怒り」という演出をしたのか冷静に考えればいいのです。
 
 
 相手が敵対心を向けてきても一度は疑ってみるべきです。そうすることによって相手の怒りが演出であるかどうかに気付くことができるのです。