「感情的なとき、人は解決を求めていない」
相手が怒っているときや感情的になっているときに、何とか物事を解決にもっていこうと必死に説得してしまうときがあります。そして、そのような場合、ほとんど、物事は解決しません。なぜなら、相手が感情的なときというのは、物事の解決を求めていない場合がほとんどだからです。相手が感情的なときに、いくらこちらが正論を言ったとしても、相手はそのほとんどを聞いてもないでしょう。感情的な相手は、とにかく話を聞いてほしいのです。そして、自分の気持ち、主張を理解してほしいのです。決して、アドバイスを求めているわけではないのです。
ですから、相手が感情的なときは、とにかく話を聞いてあげましょう。そして、認めてあげましょう。こちらの意見を言うことや解決に向けて動き出すのはその後なのです。