「人は自分の最良と相手の最悪の部分を比べてしまうものである」
人は、得てして、自分の最良と相手の最悪の部分を比べてしまいがちです。相手が苦手な人であったり、嫌いな人であったりすれば、なおさらこの傾向は強くなります。そして、自分の最良と相手の最悪の部分を比べていると、相手に対しての批判が強まります。相手のことを批判しているときというのは、自分のことを棚に上げて、相手の最悪の部分に焦点を当てているときが多いのです。しかし、周りからは、「どっちもどっち」と思われていることも多々あるでしょう。
そこで、大切なのは、自分と相手との比べる部分を置き換えることです。すなわち、自分の最悪と相手の最良の部分を比べるようにするのです。こうすることによって、相手のことを認めることができるようになります。相手のことを認めることができれば、その人の世界は無限に広がっていくことでしょう。