「悩みのほとんどは『過去』のことか『未来』のことである」
人は生きている中で多くのことを悩みます。悩みというのは人に見せるか見せないかにかかわらず、誰もがもっているものです。ただ、悩みをどう捉えるかによって、悩みを忘れたり、「考えること」に転換したりすることができます。
さて、悩んでいるときというのは「今現在」についてと思われがちですが、実はそうではないものです。悩みは「過去」のことか「未来」のことがほとんどです。人は取り返しのきかない「過去」のことや起こるかどうかわからない「未来」のことで多く悩んでいます。過去のことや未来のことを悩んでも仕方ないのに、どうしてもそうしてしまうのです。
ですから、悩みを減らすためには、「過去」や「未来」から離れることが重要です。すなわち、「後悔」や「不安」の念を捨て去る意識をもつことが大切なのです。
そして、できる限り「今現在」に焦点を当てるようにしましょう。
現在の問題については「悩んでいる」のではなく、自然と「考えている」状態になります。
「悩むことよりも考えること」
このことが悩みを減らし、悩みをプラスに変えていくポイントなのだと思います。