「人は『憂鬱』と『楽しさ』どちらか一つしか同時に心にもてない」
今までにプラス思考とマイナス思考のちがいを何度かお伝えしてきましたが、マイナス思考であるよりプラス思考である方が人生が楽しくなることは言うまでもありません。環境や状況、その日その日の出来事をどう捉えるかによって人は憂鬱になるのか楽しさを感じるのかが変わってくるのです。すなわち、状況や環境、出来事によって憂鬱さや楽しさを感じるよりも自分の捉え方によって感じることの方が大きいということです。プラス思考とマイナス思考の差はまさにここにあるのです。決して自分が置かれた状況や環境ではありません。
さて、人は「憂鬱」と「楽しさ」のどちらか一つしか同時に心にもつことはできません。憂鬱なときに楽しさを感じる人や、またその逆はありえないのです。
ですから、憂鬱を感じているときは、
①たいしたことないと思うこと
②楽しいことを織り込むようにすること
が大切です。①に関して言えば、「大変なことやつらいことは今までにもたくさんあったが、全て乗り越えてきたから今の自分がいる」と思うことが重要です。②に関しては、憂鬱なときに、その原因となることばかりを考えるのではなく、他の楽しいことを考えたり、楽しいことをやってみたりすることがポイントです。楽しいことを行っていれば、憂鬱なことに関しても「実はたいしたことない」と思えるかもしれません。もしくは、その原因の解決方法がひょんなことから見付かるかもしれません。
人生を楽しむコツは環境や結果ではなく、気持ち次第だと思います。