「常に実力を発揮できるようにするために『自分なりの動作』を決めておく」
昨年、五郎丸選手のルーティンが話題になりました。ルーティンの大切がいろいろなメディアを通して伝えられましたが、五郎丸選手のポーズを真似する人とルーティンを築くことを真似する人とではどちらが多かったのでしょうか。もちろん、大切なことはポーズではなく、自分なりのルーティンを築くことです。ほとんどの成功者は、何かしらのルーティンまたは、ゲン担ぎみたいなものをもっています。自分なりの動作をすることによって体や心がコントロールされるからです。
さて、ルーティンには2種類あります。
一つは、「向上ルーティン」です。これは、毎朝や勝負事の前に行うもので、五郎丸選手のルーティンもこれに当たるでしょう。
もう一つは、「切り捨てルーティン」です。これは、落ち込んだときや失敗をしてしまったときに、気分や流れを変えるために行うものです。
どちらのルーティンも大切ですが、特に、「切り捨てルーティン」を決めておくと、前向きに物事を考えられるようになりますのでお薦めですね。