「個人のレベルにおける信頼性は人格と能力に基づいている」
リーダーシップを高めるためにはレベルがあります。それは、
「個人」→「人間関係」→「チーム」→「組織」といったものです。
上位レベルでリーダーシップを発揮するためには、下位レベルでも達成していなければなりません。
本日は、「個人」のレベルについてお伝えします。
個人のレベルでは自分自身の信頼性が重要となります。相手にとって自分自身が信頼に足るリーダーかどうかということです。このレベルでは、グループなどではなく、相手と自分の1対1の関係です。
そして、信頼性は人格と能力に基づいています。
人は大きく分けると相手を2つの側面で見ています。それは「人として信頼できるか」と「仕事のパートナーとして信頼できるか」です。「あの方は、人としてはいい人なんだけれど、仕事は…」ということや、「あの人は仕事はできるが、人として…」などという会話をしたことがあると思います。すなわち、人は「人格」と「能力」の2つに分けて相手のことを見がちなのです。
とても大変なことに、リーダーとはそのことを踏まえ、「人格」と「能力」を身に付けていかなければなりません。
そして初めて、自分自身に信頼性が身に付いていくのです。