慎重と優柔不断 | 品川 西村柳一郎

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 「優柔不断な人に決意してもらいたければ、責任と問題、不安の3つを取り除く」
  慎重な人と優柔不断な人というのは、なかなか決断・決意をしない点では似ていますが、全く異なるものです。慎重な人というのは、重要な決断の前に、じっくりと調べることを大切にしており、決断することを前提に物事を進めていきます。しかし、優柔不断というのは、どうしていいか分からず、迷い、決断ができない状態です。「決断をしない」と「決断できない」では大きな差があるのです。なぜなら、「決断しない」というのは「決断しないことを決断した」とも言い換えることができるからです。
 さて、日々の中では、どうしても優柔不断な人に、決断や決意、決定をしてもらわなければならないときがあります。そのときは、「責任」「問題」「不安」の3つを取り除くことから始めます。決断ができないのは、その決断が重要すぎて、決定に対する責任が大きすぎる場合や決断することに問題がある、もしくは決断することによって問題が生じる場合、決断することに不安がある場合のいずれかが原因であることが多いです。
 ですから、優柔不断な人からは上記の3つを取り除くのです。
 「決断」というのはそもそも、「責任」「問題」「不安」が生じるものです。優柔不断な人からは、できれば3つ全て取り除いてあげることが理想ですが、どれか一つでも取り除くことができれば、決意・決断に向けて、大きく前進したと言えるでしょう。