挑発を受けたとき | 品川 西村柳一郎

品川 西村柳一郎

品川区の無所属新人の西村柳一郎(にしむらりゅういちろう)の公式ホームページです。品川区の行政に関わることや自身の活動報告等を情報発信します。

 「挑発を受けたときは、目を細め、手を開き、深呼吸。そして肩の力をぬき、ゆっくり話す。」
 挑発を受けると、感情が昂り、どうしても肩に力が入ってしまいます。そして、自分で考えるよりも前に、言葉が次から次へと口から発せられてしまいます。そのとき、出る言葉は冷静に考えられた言葉ではないですから、支離滅裂なことを言ってしまったり、自己防衛に徹してしまったりして、物事の解決からは、どんどん離れていってしまいます。欧米では、議論は感情的になった方が負けであるという考え方があります。感情的になった時点で、冷静な判断はできなくなるのですから、当然、議論では勝てません。
 では、相手から挑発を受けたときはどうしたらいいのでしょうか。最もいいのは、肩の力をぬくということなのですが、実際に挑発を受けたときに肩の力をぬくことは難しいです。肩の力をぬくためには、段階を踏まなければなりません。すなわち、①目を細める ②手を開く ③深呼吸をする ④肩の力をぬく と順番に行っていきます。そして、感情の昂りをおさえ、ゆっくりと言葉を選んで話をするのです。
 感情のコントロールでは、この「段階を踏む」ということがとても大切なのです。