「説得の方程式⇒説得力=ポジショニング+影響力×プレゼンテーション」
さて、今まで「説得」に焦点を当てて、述べてきましたが、今回は説得の方程式を紹介します。説得力とというのは当然、様々な要素が重なり合って向上します。それを式で表すと
説得力=ポジショニング+影響力×プレゼンテーション
となります。
「ポジショニング」とは説得相手との距離感、そして説得するときのタイミングです。同じ言葉、同じ話し方でも相手との距離感やタイミングによって、相手の受け止め方は変わってきます。
「影響力」とは人格のことです。これは、自分が相手にどう思われているかということになります。説得はこの「人格」なしでは、全く機能しません。偉人の言葉が心に響くのは、もちろん言葉そのものも素晴らしいのですが、その偉人の人格が素晴らしく、皆に認められているからです。
「プレゼンテーション」とは話し方やストーリーです。説得するときにストーリーを組み立てることは重要です。ストール―の組み立てでは「初頭効果」と「親近効果」を活用することが有効です。情報は最初と最後が残るということです。説得する話題に対して、関心が薄い相手には「初頭効果」を使い、関心の高い相手には「親近効果」を利用します。
「説得力=ポジショニング+プレゼンテーション×影響力」
説得力を身に付けるために大切にしたい式ですね。