「好感をもってもらうために、『同じ経験』の共有は有効である」
初対面の人と出会ったら、大切なことがあります。それは、すぐに名前を覚え、名前で呼ぶ頻度を増やすことと、同じ経験の共有です。名前で呼ばれることも、経験を共有することも、一気に親近感が増します。初対面で最も大切にしたいのは、この「親近感」なのです。
さて、同じ経験というのは何も趣味や特技だけとは限りません。出身地や出身校、社会的地位や職種などもそうでしょう。同じ経験をもっているということが分かると、相手は、「自分のことを理解してくれるかも!?」と想像します。話題も弾みます。
「好感」というのは説得の上で、大きな武器となります。「好感」を得るためには、今まで述べてきたように、愛想、品性、身だしなみ、知識、傾聴、共通点、話術、自己肯定感等、様々な要素があるのです。