「人は『好奇心』を抱き続けながらも『満足感』はすぐに得たいものである」
人は好奇心を掻き立てられると、何としてでも知りたい、やりたい、手に入れたいと思います。すなわち、満足感をすぐに得たいと思うのです。たとえば、買い物で欲しい物が目の前にあったとき、なかなか諦めきれず、何とかその日に手に入れようと思ってしまいます。「好奇心」というのは実は、コントロールが難しい感情の一つなのです。不動産業界などでは、この「好奇心」を利用することがあると聞いたことがあります。
また、人には生来、正体がつかめないと認識した相手を理解したいという欲望があるともいわれます。すなわち、相手の正体がつかめないとき、その正体をつかまなければ満足感が得られないということです。
食事や買い物でもそうですが、「満たされる」という欲求はかなり強いのですね。