「部下の評価は己の評価である」
部下の評価は人によって違います。Ａさんという部下に対して、Ｂさんは高く評価し、Ｃさんはあまり評価していないということは、しばしば起こり得ることです。部下の評価が評価する人によって違うということは、部下が使えるかどうかは上司のリーダーシップによるところが大きいということです。
部下を使える部下にするためには、部下の心情を把握することに努めることが大切です。たとえば、一つの命令を出すときには、出すタイミングを図ります。早ければ早いほどいいというのは間違いです。その部下が言われてすぐやる人なのか、仕事をためておく人なのか把握することが重要です。早く指示をもらってうれしいと思う人なのか、早すぎると思う人なのかを把握するのです。自分のタイミングだけでなく、相手の心情に合わせたタイミングを探るのが大切なのです。