始めの3ヶ月と後の3ヶ月 | 品川 西村柳一郎

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 「新しい環境についたとき、始めの3ヶ月は現場、仕事の把握、人々の特徴、およその概要をつかむ。次の3ヶ月で実践する。」
 進学したり、就職したり、転職したり、部署異動したり、サークルや教室に入ったりしたとき、皆さんはどうしていますか。新しい環境は、自分を変えるチャンスでもあり、自分を成長させるチャンスでもあります。しかし、その環境においては、まだ自分のポジションが確定していませんし、自分のことを理解してもらっているわけではありません。急に自分を主張しすぎては、かえって自分を理解されず、誤解を招いてしまうこともあります。新しい環境では「新しいことを得る」という心構えが大切です。そうでないと、ついつい過去の環境と今を比較してしまい、「前のところでは~」と新しい環境の人たちが最も聞きたくない言葉が出てしまうのです。
 前の環境と比べて今の環境に課題があったとしても、それを発言するのは自分のポジションが定まってからです。そのためにも始めの3ヶ月は現場、仕事の把握、人々の特徴、およその概要をつかむことに集中します。積極的に人の輪に入り、会話に入っていき、人の話をたくさん聞きます。相手を知って、自分を知ってもらった後、自分を出していくのです。どんなに正しい主張をしたとしても、相手に伝わらなければ意味がありません。自分の主張を100%伝えるためにも、自分のポジションを定着させ、相手の特徴を理解するのです。
 始めの3ヶ月。自分を全く出さないのも問題はありますが、ほどほどのバランスが大切だということですね。