「盲目であるのが悲惨なのではない。盲目状態に耐えられないことが悲惨なのである」
先日まで、悩みの解決法についてお伝えしてきました。悩んでいる状態をいかに考えている状態にもっていくかがポイントだと述べてきました。悩んでいる状態とうのは負のオーラをまとい、負の連鎖を生みます。ですから、物事の捉え方、考え方を変えていく必要があります。
「盲目であるのが悲惨なのではない。盲目状態に耐えられないことが悲惨なのである」
これはイギリスの詩人ジョン・ミルトンの言葉です。まさに悩みの本質をついているように思えます。
盲目である事実は変わりません。ですからそのことに関していくら悩んでも、考えても解決しないのです。受け入れるしかないのです。事実を受け入れ、そのことに耐えられる力を身に付ける。これは私たちの日常生活でも必要なことです。私たちがどうしても変えられない事実というのはいくらでも存在します。病気のことでも仕事のことでも家族のことでも。その事実は受け入れるしかないのです。そして、その事実を自分自身が受け入れたとき、新たな道が開けるのだと思います。