悩みの分析とその解決 | 品川 西村柳一郎

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 「悩みは集中力と決断力を奪う」
 悩むことと考えることの違いについては先日お伝えしました。悩みや不安の解決に向けては、悩んでいる状態から考えている状態へもっていくことが大切なのです。悩んでいるときというのは集中力と決断力を奪います。頭が、機能しなくなってしまうのです。集中力、決断力ともになくなってしまうから、いつまでたっても不安や悩みから解放されないという悪循環に陥ってしまいます。
 先日も悩みや不安の解消法をお伝えしましたが、今回は別の方法を紹介します。
 まずは、「悩み」を分析することから始めます。問題点を明確にし、原因を分析するのです。その際、できる限り客観的態度で臨めるようにします。悩みの分析ができたら、解決策を挙げていきます。ここで大切なことは、思いつくことを全て書きあげるということです。正しい解決策を考えるのではないのです。正しい解決策を見付けようとすると、解決策事態が思いつかなくなりますので、実行できるかどうか、正しいのかどうか考えずに、思いつくままに解決策を挙げていくのです。ある程度、解決策が集まったら、自分にとって出来る策は何か、自分にとって望ましい策はどれかを考えて精選します。そして最後に、精選された解決策を実践するという流れになります。
 
 
 以上のような「悩み解決法」もお薦めです。ポイントは「発案」と「精選」の思考を分離することにあります。以前お伝えしたように、このような思考の分離は他分野においても有効的かつ効率的です。私が文章を書いているときも内容を考える思考と文章を考える思考は同時に行わず、分離させています。