「リーダーは愛されることよりもむしろ恐れられるべきである」
マキャベリはリーダーは愛されるよりも恐れられるべきであると説きます。その理由は人は恐れている者を傷つけるということはためらうが、愛している者を傷つけることにはためらわないからです。確かに恋愛などを振り返ってみても、今まで愛し続けてきた人を、平気で裏切ったり傷つけてしまうときがありますね。、先日、リーダーは憎悪と軽蔑に注意するべきであると伝えました。恐れられることと憎まれないことの両立は恐れられることと愛されることの両立と比べてずっと容易です。すなわち愛されたいあまりに、恐れられることを怖がるよりも、恐れられることを覚悟の上、憎まれないことに徹した方がよいとマキャベリは伝えています。また、恐れられるということは少なくともなめられるということはありません。ですから、軽蔑を受ける可能性も低くなるのです。
この辺の考え方はマキャベリらしいですね。
「恐れられることを覚悟の上で…」
なかなか難しい。