傷ついたときには | 品川 西村柳一郎

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 「傷つけられたのではない傷ついたのだ」
 人は生活の中で多くの人と関わりをもっています。しかし、多くの時間、多くの人々と関われば関わるほど喜びを与えてもらえる時もあれば、傷つけられる時もあります。しかし、本当に傷つけられたのでしょうか。もしかしたら、相手は自分のことを傷つけようとは思ってないかもしれません。実際、同じ言葉を言われて、傷つく人とそうでない人がいます。主体を相手に置いていては事態は進展しません。もし、誰かに傷つけられた時は主体を変えることをお勧めします。「傷けられた」から「傷ついた」へ。誰かに傷つけられたのではなく、「私が傷ついた」のです。そう考えることによって、自分自身を見つめなおし、どうしたらいいのか考えることができます。相手を変えるのではなく、自分を変えようとすることが大切です。また、「傷つけられた」感情が強すぎると、傷つけた(と自分が思っている)相手を責めることによって、解消しようとしてしまいます。また、相手の非を第三者に理解してもらいたいと行動してしまいがちです。そして、相手の非を共有しようと思ってしまいます。相手を変えることはなかなか難しいので、結局のところ何も変わりません。
 「傷ついた」と自分を主体におくことによって、相手を責めてしまう感情を自分自身に向けることができます。そして、自分自身に目が向いてる時こそ、相手の非の共有ではなく、第三者からの温かい声掛けで救われるのです。