「親や教師、指導者の願いは、それらを越えることである」
「出藍の誉れ」とは中国の故事成語で、教えを受けた者が教えた師よりも優れていることを言います荀子の言葉がもととなっています。
親や教師にとって息子、娘に、生徒に越えられることはとても喜ばしいことです。ある部分ではその瞬間を夢見て、教え、育て、導いているのだとも思います。しかし、「越えろ!」と言って、越えられるものでもありません。そのためには長い間、愛情という水やりが必要となります。放っておいたら、花と同じようにその才能も開くことなく、枯れてしまいます。
また、荀子が伝えるように、教えを請う側は学問を大切にして、夢を叶えるために努力をしていくことが大切なのでしょう。
「青は藍より出でて藍より青し」「氷は水よりつくりて水より冷たし」ですね。