「組織の一員として満足していないときこそ、その仕事に打ち込む」
会社などの組織に所属していると、不満がでたり、憤りを感じたりすることがあります。「自分だったらこうやるのに」「自分をうまく使ってくれない」「上司は何もわかっていない」などと思うこともあるでしょう。「自分のやりたい仕事はこんなことではない」「一つの駒としては終わりたくない」と思うこともあるでしょう。そのときに、「転職」というのは一つの手であることは確かです。ですが、転職先にも大体「組織」は存在します。転職先の組織がいいとは入ってみるまで分かりません。そこで大切なことは「組織の一員として満足していないときこそ、その仕事に打ち込む」ということです。不満がある中、いやいや仕事をしていてもよい結果はでません。評価も上がらなければ、自分の環境も変わらず、さらに不平不満がたまっていきます。そして、さらに仕事がいやになる悪循環に陥ってしまいます。
まずは、組織に不満があろうと、目の前の仕事に打ち込むことです。そうすれば、もしかしたら評価が変わり、環境が変わり、その先に、自分の思いが叶えられる未来があるかもしれません。そして、組織を変える立場になったときに「組織」を変えればいいのだと思います。