「人の器が大きくなるのは困難を突破したのみだけである」
世の中では、「あの人は器が大きい」ですとか、「器が小さいから…」という会話が聞こえてくる時もあります。しかし、器の大きさは人それぞれです。また、何をもって「器」とするのかで見方も変わります。人としての器が実際に大きいのかどうかは判断しかねるところもありますが、自分の器は大きくしたいものです。そのためには、やはり「困難」が必要不可欠です。楽ばかりしていては器は大きくなりません。日常は忌み嫌われがちで、できれば避けて通りたい「困難」ですが、実は自分を大きくさせてくれる「宝」なのかもしれません。少なくとも、困難にぶつかったときにそう思える心の余裕をもてれば、苦しいことを乗り越えるパワーになってくれるのではないでしょうか。そして、困難を克服したときに、きっと器が以前よりも大きくなっているのでしょう。
実際はどうか分からなくても他人から見て、器の大きそうな人は、きっと数多くの困難にぶつかってきたのではないかと思います。
私自身はまだまだです。楽しいことも苦しいことも自分の人生の「仲間」として接していこうと思います。