「人生は全てが100%である。幸か不幸かは自分自身が決めている。」
幸せとは何か。とても哲学的な話ですが、やはり幸せというのは人と比べるものではないように思えます。人と幸せを比べたところで、その人の「本当の部分」というのは見えないものです。もしかしたら幸せにふるまっているだけかもしれません。
そして、毎日飢餓に苦しんでいる貧しい国の人から見れば、毎日、お米を食べられることはとても幸せに思えます。また、一般人から見れば、毎日高級食材を食べている人を見れば幸せに見えるかもしれません。しかし、人は「当たり前」になってしまったことに対して幸せは感じません。一般の人が、たまに食べる高級食材に幸せを感じるように貧しい国の人たちがたまに食べるお米に幸せを感じるのです。
何かを得ることは何かを失うことです。また、何かを失うことは何かを得ることです。今まで幸せだと思っていたことが当たり前になったときには特に多くのものを失います。そう考えると、自分に降りかかっている環境が例え、望みどおりではないと思っていたとしても、自分の考え方次第で幸せと思うか不幸と思うかが決まると思います。人生は今の人生が100%であり、80%も120%もないのだと思います。