「平等であろうとするだけでなく、平等であると思われることが大切である。」
平等の捉え方は様々です。機会の平等、結果の平等、男女平等などなど。憲法でも保障されている大切な権利の一つです。ただ、数値上、制度上の平等は分かり易くても(分かり易くても実現は難しいですが…)、人間関係を築く上での平等感覚はとても難しいです。リーダーがみんなに平等に接していると思っていても、もしくは本当に接していても、メンバーが不平等感を感じてしまうときはたくさんあります。「自分は平等に接しているのに!」と思っていても相手にそう思われていなければ、信頼関係は破綻します。しかも、その後一方を優遇するともう一方から不満が出るという悪循環に陥ります。やはり、ここでも大切なのは相手の立場に立つ、相手理解だと思います。自分自身のことにしか目を向けず、平等な行動を追い続けるだけでなく、相手をしっかりと理解し、行動をとっていくことが大切だと思います。