おはようございます西村です
本日は地盤調査のお話です。
建売住宅をご購入の方ですとあまり馴染みがないかと
思いますが、土地を購入して建物を建築される方や
自身の土地に建て替える場合などは結構大きな『砦』に
なりますね~ お金の面で・・・・
まず調査方法についてですが、一般的なのは『スウェーデン式サウンディング試験』で先端にドリルを設置し、スクリューしながら土の中を進みます。進まなくなったら終了ですが、それまでの入り方もデータに記録されます。たとえば「ストン」とか「ジャリジャリ」、「ユックリ」などなど(かなりアナログ+日本語って感じ)
そのような所からN値といわれる耐力を算定します。
次にメジャーなのが『表面波探査』。上記も含めたこの二つは弊社でも頻繁にやっております。表面波探査は地盤面から表面波という波長を計測して地盤の耐力を測定します。
3つ目は『平板載荷試験』。基本的には基礎に見立てた鋼板を地盤面(多少掘削する)の上に建物相当の重量をかけて沈下の度合いを測るものです。
※結構大ごとになるのであまり一般的ではないかと思います。
4つ目は『ボーリング検査』地耐力が相当数必要な場合はこのボーリング検査以外は認められない事も多い。この検査が必要ですと言われたら・・・ヽ((◎д◎ ))ゝという感じです。
鉄の杭をクレーンのような重機で土中にどんどん入れていきます。途中きちんと地質のサンプルを採取したりしますので、調査としては高性能かと思われますがクレーン設置場所や価格面でそう頻繁に・・・とはいかないですね。
改良の方法としては『採石敷き、ローラー転圧』や『柱状改良』『鋼管杭』などなど・・・『鋼管杭を○○メートル○○本』と言われたらですね
下の資料は考察・採石+転圧です