「 なんだか眠れそうに無いのよ。お話ししてても好いかしら。」

   「 俺は構わないさ。其う言えば此んな夜も有ったな。お前の生理が始まったら一晩だけは俺がソファーで寝たろう。すっかり忘れて居たがあの晩だと思えば好いのさ。」

   「 其んな事も有りましたのね。高輪ではどうして居たのかしら。」

   「 うふっ、思い出したぞ。お前がトイレから出て来なかっただろう。何をしてるんだって声を掛けたら恥ずかしいから見ないでってソファーで毛布を被っちゃっただろう。お前に会うまで生理も知らなかったとは、俺の方が恥ずかしかったのさ。」


   「 其うでしたのね。珠樹は軽いから、一晩でタンポンも汚れなくなるでしょう。そうね、此んなお話が出来る様に成ったんですもの。ねえ、今度の検診でエコーで娘かドウか判ると思うのよ。」

   「 待て待て、エコーは拒否した筈だろう。」

   「 バカねえ、いけない私とした事が何てぞんざいな事を言ったのかしら。ご免なさい、言葉に気を付けますのよ。」

   「 いや、其れで好いのさ。やっと友達の感覚から抜け出したのさ。友達には変わりないが若い恋人同士で好いだろう。そうだ、高輪では出来なかったが、炬燵に潜り込んでると思おうじゃないか。ほら頭から毛布を被って手を探り合うのさ。いけない、おへそに触っちゃったぞ。」

   「 うふん、チョットだけなら好いでしょう。そっと

お毛けを指に巻いて呉れる。手が届かないわ。そうよ、エッチなお遊びをしてる青年だと思ってよ。私も娘に成るから恥ずかしいのよ。横向きだとお腹にヘンな負担がかかる気がするから、上を向いてないと、こらっ、セックスごっこなのよ。まだ妊娠前の娘の

珠樹に恥をかかせないでよ。チャンと珠樹の手を取って触らせるのよ。炬燵の中のお遊びなんですか

ら。」



   「 拙いな。すごく興奮するのだぞ。手が届かないだと。そっとするから上に成って好いだろう。此れ

でどうだ。娘が入ってるお腹を外したから、ヘタクソ、爪を立てる奴が有るか。」

   「 ご免なさい、すごく嬉しいのよ。初めてゆっくり

見えたの。あら、カメさんの裏って此う成ってるのね。此処が珠樹のお玄関で擽ると、チョビットお漏らしするのよ。ですからお湿りを併せると、―――此れ

でドウかしら。ねえ、若者のお遊びなんですから、少しは合わせて呉れても好いでしょう。」


   「 ホントに好いのかな。其の気に成ってもウッ、

お前の手が堪らないんだ。止めて呉れよ。」

   「 ダメよ、昔も有ったでしょう。珠樹が大人にさ

れそうに成ったから、貴男を叩いちゃって拒否したでしょう。お願い、青年に成ってよ。珠樹も小母さんは捨てて娘に成るから、セックスごっこをしたいのよ。娘が生まれたら出来ないでしょう。」

   「 うっ、止めて呉れよ、我慢できなく成っちゃっただろう。なんだか変だぞ。」

   「 キャー、来るのよ何て固くなったのよ。好いわ、何時もだったら最初は少ないのよ。お手てで受けるから、イヤよ、何時もとは違うのよ。何て臭いなのよ。そうか、ハスラーローマの時の臭いよ。溜めとくから腐っちゃった臭いなのよ。好いから一気に来てよ。おっぱいは外してお顔でも好いのよ。」


      もうダメでしたのよ。何もかも忘れて吹き出

したのをお受けしちゃいましたの。何時もの彼に戻って、

          あの燃える様なすえた匂いが復活しましたのよ。彼も頑張って四っん這いで腰を浮かした

ままで太い放水を見せて下さったのですのよ。

          凄いも何も、アンナだとは知りませんでしたのよ。例え娘がベビーベッドで寝て居ても、此んな若帰りしたセックスの真似事は出来ないで

しょう。

     其れはそれは、目を明けて居られない程の三発でしたのよ。そっと枕の下からガーゼのタオル

を出して巻き付けましたの。やっと何時もの顔に戻った彼の目から涙が零れ落ちましたの。

     泣き笑いって言うのでしょうか。妊娠が有ったからこそ若い二人の性のお遊びを体験できましたのよ。娘に感謝しなくてはと思った宵でしたの。