「 セックスが有る関係の続きだけど、ねえ、聞いてるの。珠樹がトロイから、チャンと言えないからって、其処を理解して分析するのが貴男なんでしょう。

          珠樹のお脳が空っぽなのは認めるけど、弥太郎さんの精子と遊んでたら妊娠しちゃったんですのよ。

     スギ花粉がお鼻から入って来て妊娠したのとは違うのよ。貴男とチョコット遊んでたら此んなに成ったのだから、半分は珠樹の空念仏をチャンと受け止めてよ。」


   「 何時だってチャンと聴いてるだろう。そりゃ亭主なんだから全てに大黒柱に成らなければとは思ってるさ。

           半年前まではめんこいアクセサリーだと思ってたから、チョコット3時間遊んでたら此んなに成ったんだろう。3時間の半分じゃ無いと思うんだ。俺が楽しんだのは30分くらいなんだぞ。大黒柱に成らなければと思うからお前に併せてたら、言うに事欠いて一、二、三って羊を勘定してただろう。

      珠樹が受けて呉れてる3時間は、睡眠薬の時間だったのだな。」


   「 あら、聴いてたのね。其んな時も有りますのよ。凄いからお腹の中を駆け回ってお口から霞に成って吹き出して来るでしょう。

           終わりかと思ってるのに出て行って呉れないんだもの。まだファックごっこがご不足なんだと思うから、眠いのを我慢して併せて挙げてるでしょう。

     珠樹が言ってるのは、お脳がカスカスの女だってスギ花粉やゴキブリとは違う生き物だって言ってるのよ。」


   「 判ってるさと言えば好いんだろう。言っとくけど、聖心から高輪に帰って来て呉れないから、どれ程ヤキモキしたのか判って貰いたいんだ。

           ペットだったら首輪にリード線を結んで飼っとくさ。花だったら花瓶に入れとけば好いんだが、じゃじゃ馬の17歳を俺の物にするのに苦労したのも想って貰いたいのさ。

     そうさ、アレからズート17歳だと決めてたのに、勝手に妊娠しちゃったと言うだろう。大黒柱の立場に成って貰いたいんだ。」

    「 うふっ、お互い様にしといても好いのよ。

素敵な旦那様は認めても好いけど、

           お腹が大きく成って、もう何ヶ月かはファック抜きが悔しいのよ。

           だってイキリ立ってるカメさんを自由にしてたのが出来なく成ったでしょう。あの時だけは並んだと思ってたのに、お腹の娘が焼きもちを立てて蹴飛ばすでしょう。

     此れも貴男との人の関わりの一部だと思うから許せるのよ。判ってよ、貴男とはセックスが有るか関係なんだけど、娘が出て来たらどう遣って関係を作れば好いのよ。

           他人だと割り切る心算でも、スギ花粉とも違うでしょう。其処ん所のヤヤコシサを大黒柱が埋めて呉れないと、珠樹が剥れたって知らないから。」


     何しろ大変なんだ。17歳のじゃじゃ馬がイキナリお母さんを持ち出して来たんだ。

           エンサンチャ病院に駆け込んで見たけど、もう17歳は消えちゃったんだ。

      俺が感じて居たセックスの有る関係は、

17歳の娘と並んで行ける楽しみで我慢してたんだぞ。だってそうだろう。いきなり見ず知らずの二人が一つ屋根の下で暮らし始めたんだ。珠樹に言われ無くてもペットや花と暮すなんてじゃ無かったんだぞ。わがまま勝っ手を言い合いながら

           セックスが有る相手を見つけた想いで8年暮らして来たのに、イキナリお母さんですは無いだろう。

     ドウ遣って復元するのかで眠れぬ夜を過ごしてるのさ。

     待て待て、少しは眠ってるさ。レイ・ファン・カルロスのどでかいベッドを独り占めしてるから、ベッドの横で肌蹴た寝巻の裾の乱れを直してる内に、

チョコット朝まで眠りこけて仕舞う事だって有るさ。

          夢の中でベッドに引きずり挙げられたのもセックスが有る夜なんだろうな。90キロがちっとも減らないから、珠樹を潰したらお腹の娘に申し訳ないだろう。だからダウンクッションを間に入れて寝込んじゃうのも珠樹が言うセックスの有る寝方なんだろうさ。

     17歳はドッカニ行っちゃったけど、一つずつセックスの有る毎日を作って行く楽しみも覚え始めたのさ。