「 もう満足でしょう。だったら分業を決めましょう。」
と言われても、姉さんに操られちゃってるのだよ。最後の〆で、
「 もう、何も無いって言ってるでしょう。」
「 そうね、お父さんはギブアップでも、息子さんを確かめないと―――」
最期ッペは臭いと言うけど―――
マリーに抜かれると下品に成っちゃうのだよ。
最後ッペってマンへの事なのさ。マリーは知らないからおならだと思ってるのさ。何がって、
出てってよ、終わりにしましょう。少しはマジに成ってお話タイムにって
ヘンなんだよ。功君はまだ浮ついてるのに、姉さんマリーは落ち着きを取り戻してるのさ。下から見上げてるとマリア様なんだ。
そうよ、女は何でも出て行くときに感じるのよ。汗もおしっこも、お腹の中から迸るのに合わせて香り草のフェロモンが出て行くのよ。
だから輝いてる胸もうなじもふんわりしたお腹も素敵な輝きで包まれてるのだよ。手を出そうとしたら長がくて薄いベロに包まれちゃったんだ。
キレイにしましょう、ヤンチャ坊やは
終わりなのよ。
何とも逆らえないから姉さんなのさ。僕の下で娘の様に喘いでたのが何処かに消えちゃったんだよ。
「 分業って幾つかに大きく分けるのよ。功の悪い癖なんですけど、自分では判って居ても其れを言葉にし無いのは、何も無いのと同じなのよ。マリーだから察して挙げてるけど、楠さんは功を真っ直ぐにしか見ないから、チャンと説明し無くてはダメなのよ。」
はいはいなのさ。
「 ドウ分類したら好いんだい。」
「 あのね、皆んなは功をお兄さんだとは思って居ないのよ。援けられたとも教えられたとも思って居ないのね。当たり前の事をして一緒に乗り越えて来たと思ってるのよ。判るかしら。迷い続けてるマリーとは違うのよ。ですから功のお仕事も、マリーにはチャンと説明して呉れないと納得できないのね。娘たちは当たり前だと思ってるのよ。
早い話が山田なんだけど、霞に相談された時は殺して解決するのを普通だと決めてたのよ。普通なんですからお礼をしなくちゃに成るでしょう。
功が頑なに成るのがドウかしてるって、皆んな想ってるのよ。」
「 じゃあ、楠さんはドウなんだい。」
「 バカねえ、其処まで言わせる心算なのね。女を知り尽くしてると思ってる癖に、
泣きながら抱かれた事も有ったのよ。
うれし泣きよ。御徒町の仲間にも入れて貰えず、神田市場の陰で泣いてた私にラーメンを作って呉れたのよ。もう25のオバンでブスのパンパンにね。
女衒の掛けた5000万円の懸賞金は
私には倍付けだったのよ。其の女を匿ったらドウ言う事に成るのか知ってて市場のせり台の陰に泊まれる小屋を作って呉れたのよ。
だから自分が生理の日でも、生理の娘に換わって親方を受けてたのよ。知ってる癖に、生理で男の腐ったのを請けるってのはーーー」
「 もう好いよ。あの人はマリーと同ない歳なんだよ。じゃあ同じにセックスして挙げればーーー」
思いっ切り叩かれたんだ。泣きだしちゃったのさ。判るんだよ、楠さんの気持ちに成って泣いたのさ。ニガーって余程の事が無いと泣かないんだ。
其れがもう、日本の女に成ってるんだよ。其うなんだよ、ハーバードの銀時計は今でも生きてるんだよ。ずば抜けた頭を持ちながら、僕のレベルに合そうとしてるのさ。
頭の中ではアーして此うし様って組み立てて居るのに、僕に楠さんを操る手柄って言うのかな。
36の年増を組み伏せるのには
って、全部を許そうとしてるのさ。君には判らんでしょうね。
楠さんには借りが有るのだ
ってのを、同年輩のマリーに云うのは男の屑だってのを知りながらでも、僕を立て様としてるのだよ。
マリーに何を感謝したら好いかって
オーストラリアで子育てできる様に、お腹を大きくさせるしか無いんだよ。繁殖のためのセックスでね。