「 共立女子校が有ったので、聖心には直ぐ馴染めたのよ。共立の生徒さんって12からでしたでしょう。中学の1年生にいきなり17の私が入ったのが最初からお仲間では無かったのね。」
「 思い出したぞ。何しろ賢いのかアホなのかも判らなかったんだ。計算は指を折って十までだろう。チャンと話せるのに、字を全く知らないのだから魂消た事しか覚えて居ないのだな。」
「 其れでお宜しいのでしょう。生まれて来る娘に其れを納得させる作文を作れば好いのよ。
4歳からアメリカで暮らしたことにすれば―――待ってよ、私は単純ですから直ぐ其れに飛び付くのね。貴男が工夫為さって4歳からの珠樹を作って下されば好いのよ。
スペインでも好いでしょう。娘が興味を見せないアフリカにしても好いのよ。」
「 参ったな、お前は飛び回れる若さを持ってるから簡単に言うが―――」
「 何をお惚けなんでしょう。珠樹の25歳を追い越す勢いでお若く成って居るでしょう。何事も貴男のお命で作られた二人の卵なんですもの。生まれたってまだ何も知らないひよっ子何ですのね。お脳がおっぱいの他を知り始めるのは2歳過ぎてから何ですのよ。其れまでに貴男の責任ったら、私たち二人のトレヴィから前を作れば好いのよ。」
「 おいおい、風呂に入れる位は遣っても好いぞ。」
「 あら、母に聞いてますのよ。おしっこは出るも止めるも自然任せなんですって。ウンチは脱脂綿で根気よくマッサージをし無いと出せませんのよ。二人で交代でってお約束しましょう。」
「 そうか、風呂に入れればってだけでは無いのだな。」
「 あら、私は快便女ですけど、娘に夢中に成ると停まる事が多いんですって。母が教えて呉れましたのよ。
浣腸って癖に成るのですって。ですから旦那様が愛で手掘りするのが普通なのよ。
好いわ、貴男に出来なかったら―――」
待てよって真っ赤にお成りでしたのよ。もう三日行って無いのをご存じなんですもの。
「 我慢して呉れるかな。娘の為なんだから、バスタブでのんびりして俺に任せて呉れるかな。」
に成りましたのよ。此処迄でストップにしましょう。お食事中でしょうからね。お産って大変なんですのよ。彼にもね。