「 幼顔を見せてるのに、人の上に立ちたいってのが見えたんですもの。」
「 其れって力が無いのを知ってるから、大人の顔が嫌われるのを逆に幼い顔で隠してるのだよ。其れを続けて居ると心が捩じれて居るのに気が着かなく成るのさ。
幼さな顔で騙そうとしてるのに騙される大人が多いのさ。全部とは言わないけど、理性を表に出すのを嫌う女性も多いんだよ
10人でとっくに知ったと思ってたのに、やっぱりマリーは女なんだね。」
「 何よ、其の言い方は。突っ張ってたマリーを女にしたのは何方なんですか。
もうイヤ、十文字の理事長は明日限りにしたいのよ。突っ張りを取り戻したけど、疲れるって埋めて呉れるんでしょうね
此処の整理が終わったら―――――。」
知らぬが仏にしといてよ。卒業式が大団円には成りましたよ。でも面白い展開は、終わってからの大騒ぎが見ものだったのです。今日は教えません。何しろ100台のヒルマンと、此れも100台のルノーの大行列が組まれたのですからね。
無事に十文字に着けたのかですって。其処はフィクションなんですよ。オーストラリアのスクールバスをマリーが運転して先導しましたよ。何時もの倍は有るユニオンジャックを二本のポールになびかせてね
中山道を横切って巣鴨駅裏の十文字の校庭に入りましたよ。ブルーナンバーのヒルマンミンクスの屋根に上ってユニオンジャックを振り回したんです。都合が良ければユニオンジャックを使いますよ。
雅叙園の荷物整理が終わったら、声を掛けといた僕好みのおっ母さんたちが来て、荷物に群がるのって面白い見世物でしたね。
マネージャーはって言われても知りませんよ。浮世って甘くは無いのですからね。お蔭様で1000万円のゴミ整理はアッて間に終わっちゃいましたよ。マリーとどうしたのかは、お後のお楽しみとしましょう。