「 独立するってドウ言う事を言うのだろう?」
「 其う云われればマリーは物心が着いてからずーと独りだったのね。カソリックの養育院に収容されたのが最初の暮らしだったのよ。目が覚めてから寝るまでも全て自由なんて無かったのよ。言われて見ればおトイレで屈んでる数分くらいが何にも干渉され無い時間だったのよ。」
「 其れはマリーの思い過ごしじゃ無いのかな。寝れば朝まで自由の世界で夢を一人で見れたでしょう。何時に寝るのかは知らないけど、朝までは自由に夢を見れるでしょう。」
アッサリ笑われたよ。
「 カソリックの養育院って厳しいのよ。子供3人に先生が一人居るのよ。10人くらいのワンルームに、絶えず先生の目が光ってるのよ。子供同士で話も出来ないし、一挙手一投足が全部見張られて居て風邪をひく間も許されないのよ。其の記録がローマに送られるから、法王庁の監視も来るでしょう。全部団体生活に組み入れられるのよ。今思えば個性を潰す所から団体生活が始まってたのね。夢の中でも団体だったのよ。養育院から外れる夢なんか見た事も無かったわ。」
「 凄いんだね。良く其れで普通で居られたね。」
「 人間って凄いのよ。マリーは団体の中で此の暮らしが何処まで続くのかって考えてたのよ。見てると大きな子供たちはインターナショナルスクールに入れられるのね。其処には監視が有っても養育院とは違う筈なのよ。其れが子供たちは、養育院の枠の中でスクール生活を作る様に洗脳されてるのね。帰って来れば全部カソリックの中に戻らなければ成らないでしょう。其のマインドコントロールに皆んな嵌ってるのね。マリーは考えるのだけは自由を守ったのよ。体と頭をべつにしてね。先生から見たら素直な子に見せたのよ。マインドコントロールを逆に使ったの。先生を素直に見せる教育を続けたので、インターナショナルスクールでも外観は養育院を続けながらハーバードを目指したのよ。」
「 凄いね、良く其んな事が出来たね。」
「 功は気が着かないの?10人の中でも全部違うのよ。カナダ旅行で判ったんだけど、全員自由を持ってたのね。程度の違いは有るけど
集団を利用して居るのね。チャンと
個性は持ってたのよ。
見てて気が着いたのよ。原始社会と似た様な生き方をしてたのね。弱い所を集団で守る様にしてるのね。連帯って弱い所をカバーするのに使ってたのよ。逆に言うと個性の自由を連帯を壊さない範囲で使ってるのね。マリーと似ていると思ったのよ。マリーはハーバードに入るまでの集団拘束を薄くするのに努力したのに、あの子達は青森での12年を集団を作るのに利用してたのね。環境を巧みに弱いのをカバーするのに用意してたのね。」
「 うん、云われて見れば判らんでも無いのさ。買春を斡旋したのに全員あっさり認めたんだ。買春も知らないのに、セックスも男も有る程度知って居て其れに呑み込まれずに生きてくのに全員売春しか無いってのを利用してたのさ。皆んな好き嫌いを殺して男とセックスするのかと驚いたのに、大浴場で更にびっくりさせられたんだ。迷わず好みの男を選んだのさ。チョンガの親方衆が
娘たちのお毛けとおっぱいに気を
取られてる内に好みをチャンと
見つけてたのさ
アッサリ裸に成っておま××を検査しても平気な顔だったのは何なんだろうって迷ったのさ。体を男に見せるのに連帯を使ってたのさ。その後の性行為も
其れしか無いのを皆んなで同じ線に
並ぶ仲間意識で乗り越えようとした
のだね。遣るしか無いとしたら集団を其れに使っただけだったのさ。」