ぼくは小さい頃から
水あめが大好きでした。
毎年大館という街では、あめっこ市というお祭りが開かれているんです。いろんなあめが売ってるキャンディーフェスです。かわいい。
そこへ行くと、あめっこの出店がずらりと並んでいて、その出店の間をキャンディーフェス本体みたいなのが、どんちゃか言いながら街を練り歩くんです。
その中にはひとり、老師みたいな人物がいて
彼は子供たちに、割り箸にくっつけた水あめをくれるんです。
これを食べれば風邪をひかないよ
という伝説と共に手渡してくれるのです。
その水あめがうまいのなんの。
ということで、ぼくは水あめが今でも好きなのです。
↓これは正月に道の駅でみかけた水あめ
老師はこの茶色いやつをくれたんだと思う。
あめっこ という言い方がかわいい。