ウクライナ情勢とクリミアのロシア併合に関して、我が国に入る外電は、ほぼ全てウクライナのこの度の事態を、
親欧米の民主勢力と親ロシア勢力との衝突と観たうえで、
ウクライナの民主勢力をロシアのプーチン大統領が武力で弾圧しようとしている、
プーチンのロシアは、百五十年前にクリミアに軍隊を南下させた帝政ロシアに回帰して再びクリミアを武力で併合した、
と伝えている。

 しかし、民主勢力と専政勢力との衝突というお決まりの次元で、このウクライナ情勢を眺めて対処するだけでは、我が国は国策を誤る。
 このウクライナの危機の本質を、見事に摘出した論文がある。
 

以下、西村眞悟HP内「眞悟の時事通信」にて。
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?page=960