東京都知事選挙に立候補している
 元航空幕僚長の田母神俊雄の状況について、報告する。

 この選挙は、一月二十三日から二月九日までの長丁場である。
 つまり、この選挙はマラソンなのだ。
 そして、二十八日現在は、競技場を出て十キロ地点を越えたところであると思う。
 次に、田母神を含む四名の候補者はこのキロ地点を過ぎたところの何処に位置しているのか。

 私は、田母神の前に二人の走者がいると感じている。
 産経新聞においても、この先行する走者を「二強」と報道したように、今までマスコミが一番露出させてきているのが、この「二強」である。
 従って、今この「二強」は、田母神の前を走っている。

 しかし、この「二強」は、先に「二弱」だと書いたように、
「老衰したオポチュニスト」と「ずるいオポチュニスト」に過ぎない。もう一人は「化石左翼」である。
 
 そして、この三人は、
「日本はよい国だ」と言った田母神航空幕僚長を更迭するのは当たり前で、
従って靖国神社に参拝しないのは当たり前で、
外国人に参政権を与えるのは当たり前で、
原子力発電所はゼロにするのがよいと考えている点で見事に共通している。
 田母神俊雄は、ご承知の通り、
日本はよい国だと考えており、
靖国神社に参拝するのは当然で、
外国人に参政権を与えてはならない、
原発は安全を点検し確認して稼働させなければならないと考えている。

 さて、田母神俊雄は、一月七日に出馬表明の記者会見をして私も石原慎太郎先生とともに賛同者として同席した。


 以下、西村眞悟HP内「眞悟の時事通信」にて。
http://www.n-shingo.com/cgibin/msgboard/msgboard.cgi?page=937