3月23日

神奈川県　予算委員会理事会を

急遽開催していただきました。

今回の予算委員会では数度にわたり答弁訂正がありましたが、

3月15日月曜日の予算委員会における、我が会派の質疑への答弁については、2日後の17日水曜日に答弁訂正の発言が行われました。

本来、訂正はあってはならないことですが、そのうえで、誤りが生じた場合は、いち早く、少なくとも当日中に訂正はなされるべきと考えます。

また今回の訂正は、読み違えや言い間違いといった類ではなく、あるものをないと答えた、信じがたい間違いでした。

15日、我が会派からは、県立保健福祉大学研究科「ヘルスイノベーションスクール」の留学生向け奨学金についてこれまでの実施状況と2021年度の予定を聞くとともに、ホームページなどで公開されているのか質問しました。

それに対し県の担当者は「2021年度は、奨学生はいない。従ってホームページにも掲載されていない」と答えました。しかし、実際には、2021年度も留学生への奨学金制度は実施予定で、ホームページにも掲載されていました。

つまり、その後の審議が全く成立せず、議会審査に支障が生じたことになります。

しかも、答弁が訂正されたのは2日後の予算委員会最終日。

我が会派は、大切な質問時間を失ったまま、委員会は閉じられました。

今後は、虚偽答弁があった場合の再質疑等のルールなど検討するべきではと予算委員長に訴えたところ、急遽、理事会を開いていただき、翌24日には、議会運営委員長にも報告していただきました。

県でもこのことを重く捉え、県議会における答弁の対応について、改めて全部局に通知がなされたと伺いました。

質疑時間のルールのなかで議会は運営されています。

県当局には虚偽の答弁を生まないチェック機能等の仕組みについて徹底していただくとともに

議会としても、質問の権利が守られる体制やルールを考察するべきと考えます。

予算委員会に端を発し