こんばんは。
 
 
毎年1月は、海老蔵さんに睨んでいただくことが吉例となっています。
 
 
今回は、新作歌舞伎 通し狂言「日本むかし話」
 
 
 
浦島太郎
桃太郎
花咲か爺さん
一寸法師
かぐや姫
 
 
よく知っている昔話が、あちらこちらとつながって、大きな1つの物語に。
 
 
 
宮本亜門さん演出の幅広い表現と、しっかりとした土台がありながら、柔軟にどのような表現でも受け止める歌舞伎の融合が面白く、いつもの1月とはまた違った雰囲気で楽しませていただきました。
 
演出も彩り豊か。
 
 
花咲か爺さんの咲かせた桜が…
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ご覧の通り、桜吹雪どころか、桜嵐のよう。
新橋演舞場の全ての空間が、大量の桜の花びらでピンクに染まりました。
 
 
 
幕間では花道のお掃除が必要なほど。
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また、この物語には、人間以外の者達が結構な数出てきまして、昆虫とか、動物とか、魔界の怖いやつとか、手だけ、とか、その何種類もの表現の仕方もとても面白かったです。
 
 
 
そして、
海老蔵さんの長女、麗禾ちゃんのかぐや姫。
 
昨日、日本テレビで放送された「市川海老蔵にござりまする」で、初日の麗禾ちゃんの様子もありましたが、今日は、初日と比べて、台詞ののびやかさもた〜っぷりと、可愛らしい舞いも堂々たるものでした。
 
 
 
今月は、歌舞伎座も拝見する予定です。
私にとって表現の核心のような存在である歌舞伎。触れるたびに、無駄なものが削ぎ落とされて、シンプルになっていく懐の深さと凄みに、今年も素敵な刺激をいただきます。
 
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