片岡愛之助さん出演舞台「炎立つ」を観てきました。
 
高橋克彦氏の原作、NHKの大河でも放送された「炎立つ」
三宅 健さん、益岡 徹さん、新妻聖子さん、花王おさむさん、三田和代さん、平 幹二朗さん…なんとも厚みのある出演者の方々です。
 
休憩を挟んで約2時間半。
効果的に配されるイメージや歌など、演出の素晴らしさにも圧倒されました。
 
今回は、舞台向かって左側の手前に、生演奏の方々がいらっしゃるのですが、その演奏がまた素晴らしくて…。
 
舞台にしても、映像にしても、
音楽が流れていることは認識していても、その演奏者の存在は時に、音と共にあってなかなか浮かび上がってきづらいように思います。
 
でも、今回のスタイルは、同じ舞台の上で、役者の呼吸や、物語の流れと共に奏でられていく、演奏者も出演者でありました。
 
思えば、歌舞伎はまさにそうですね。
 
音楽もまた、物語の命を紡ぐ担い手である。
素晴らしい時間でした。
 
楽屋でご挨拶させて頂いた愛之助さんは、物凄くお忙しいのに、とってもお元気そうで、拝見しているこちらが力を頂きました。
今日は12時からの一回公演でしたが、その後2件の取材が入っていらっしゃると…。
 
お忙しくも、精力的に発信を続けている姿は、本当に生き生きとして、のっている!という印象でした。
 
なぜだか、愛之助さんの舞台を拝見すると、本当に自らの仕事への想いが強くなります。
素敵な刺激を、毎回、ありがとうございます!
 
 
原作・原案:高橋克彦
演出:栗山民也
脚本:木内宏昌
音楽:金子飛鳥
 

今月、Bunkamuraシアターコクーンで公演した後は、9月に、愛知、広島、兵庫、岩手でも公演がありますよ!

「炎立つ」公式ホームページ