外国株投資信託の基準価格は、その投信の保有している株式の前日の終値に三菱UFJ銀行が当日11時過ぎに発表する仲値を掛けて計算されます。

 

 米国株インデックス投信でしたら、ベンチマークとする指数の騰落率にドル/円の騰落率を掛けて出した率に前日の基準価格を掛ける事によって、当日夕方19時過ぎに発表される基準価格をほぼ予想する事が出来ます。

 

 インデックス投信で無いものも、ベンチマークとする指数はこれだと言うものが目論見書に書かれていますので、その指数を使う事になりますがインデックス投信ほど正確なものが出る訳ではありません。

 

 私は暇なものですから毎朝上記の様な方法で、夕方発表される保有している投信の予想基準価格を算出しています。

 

 インド株ですが、前々日(6/3)は総選挙の出口聞き取り調査でモディ現政権の与党が勝つと言う予想が出て、各指数3%以上の上昇をしていたんですが、昨日はこんなニュースが出て

 

 

 記事にもある様に、通貨ルピーの下落に加えて株式市場も前日の上昇幅の倍以上と言う大幅下落です。

 

 で、今朝から基準価格予想を出して保有している2本のインド株投信の口数と掛けて下落予想金額を出して見たのですが、含み益297万円に対し下落金額▲53万円(18%弱)と言う結果になりました。

 

 インデックス投信では無いので、この予想金額がそのまま下落する事は無いと思うのですが打撃には違いありません。

 

 (ここから追記:12時48分)

 

 「Japan Business Press」に早速解説記事が^^。

 

 

 (ここから追記:14時18分)

 

 「フォーブス」にも記事が、

 

 

 インド人民党と連立を組む2政党の動向次第では、モディ政権下野と言う観測記述も・・・。

 

 以前にも書きましたが、モディ首相は最近独裁的傾向を強め、強権による弊害も目立って来ていた様なので丁度良いお灸かも。

 

 (ここから追記:20時12分)

 

 7時に出た確定の基準価格で計算した結果、2つのインド株投信の下落は▲38万円強でした。

 

 今日はちょっと戻していたようですが・・・・

 

 (ここから追記:’24年6月6日13時28分)