フェイスブック上に掲載された詐欺広告に引っ掛った被害者が、ファイスブックを運営している米メタ社を提訴したというニュースですが、

 

 

 この件については何度かエントリーをアップしましたが、

 

 

 提訴してメタから賠償金として被害額相当分を取れればいいんですが、何しろ政権政党も官僚機構も米国の日本植民地経営の下請けですから・・・と言う事は裁判官も官僚で米国の味方ですから見通しは良く無いんじゃあ無いでしょか?

 

 78歳の私が小学校5年生だった時にこんな事がありました。

 

 以前アップしたエントリーの1部ですが、

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 私が今読んでいる「日米地位協定入門」前泊博盛編著から、過去に起こった事件に関する記述を引用します。

 

 1957年1月30日、群馬県相馬が原の米軍演習場内の立ち入り禁止場所に、生活の足しにしようと鉄くずの薬きょうを拾いに来た農婦の坂井なかさん(47歳)が銃撃されて死亡した。

 当初は流れ弾に当たったかと思われたものの、一緒にいた日本人農夫の証言によってある米兵が空の薬きょうをばら撒いて、「ママさん、大丈夫。ブラス(薬莢の事)たくさん」と手招きした後、約10mの距離に近づいたところで突然「ゲラウ、ヒヤ(あっちへ行け)」と叫んで発砲した事が分かった。

 

 私が10歳の時の事件で、新聞で読んだり連日ラジオのニュースで流れたりしていたので内容犯人の名前を含めてまだ記憶に残っています。これは、完全な計画殺人ですよね?結果はどうなったと思われます?

 

 当初、米軍側はジラード(犯人)の発砲は公務中のもので、米軍側に裁判権があると主張しました。一方遊び半分で人を殺しておいてなにが公務中だと、日本側の世論も沸騰します。

 結局、反米感情の高まりを懸念したアメリカ側が折れて「裁判権を行使しない」と言う特例処置をとり、日本側で裁判が行われる事になりました。

 

 5月18日、検察はジラードを傷害致死で起訴します。しかしそれは日米合同委員会が開かれ、秘密合意として

 

 「ジラードを殺人罪でなく、傷害致死で起訴する事」

 「日本側は、日本の訴訟代理人(検察庁?)を通じて、日本の裁判所が判決を可能な限り軽くするように勧告すること」

 

 と言う事が有ったからです。

 

 その結果、8月26日から始まった裁判は、検察側が傷害致死で

懲役5年の刑を求め、11月19日、ジラードに対し懲役3年執行猶予4年の判決が下りました。この異常に軽い判決に対して検察は控訴せず刑が確定しました

 

 と言うものですが。

 

 日本は独立国だなんて大きな顔を出来ませんし、検察・裁判所も人を裁く資格はありません。

 

 アメリカの奴隷、這い蹲って米国の靴の裏を喜んで嘗める日本。

 

 ほんと情けない。

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 米国の日本植民地経営の下請けをしている自民党官僚複合政権の下では、日本国民より米国の巨大企業の利益の方が優先されるなんて事が普通に起こりますから><。

 

 (ここから追記:’24年5月1日8時12分)

 

 日米合同委員会のメンバーは、米国側は大使館公使1名以外は全て軍人、日本側委員は全て各省庁の幹部級官僚で、政治家は1名も入って居ません。

 

 日本の官僚組織が如何に米国の隷属的下請けであるか分かりますよね。