通貨当局者の言葉を国際通貨をうごかす取引業界に信用させる為には、介入ラインを超えた途端に150円を割り込む位の介入を実施するべきだと私は思っていました。

 

 ところが昨日のエントリーでも書いたように、21時12分台に155円を超えたにもかかわらず今に至るまで介入は実施されていません。

 

 財務大臣、現・前・元各財務官、日銀総裁入り乱れてのあれだけの口先介入は一体何なんだったろう?と言う事です。

 

 通貨取引業界界隈において、日本の通貨当局者達の言葉に信頼性が無くなると言う事です。

 

 「口先介入」では無くて「口先だけ介入」、つまり彼等の言う事は嘘ばかりだと言う事です。

 

 記事にも書いてあるように、ファンダメンタルの改善無くしてドル/円の流れの方向を変える効果的な方法は無いんだろうと思いますが、安倍・黒田コンビが、その改善策を打ち出せない程日本の金融環境をグチャグチャに壊してしまっているので、それも難しく八方塞がりというところでしょうか?

 

 (ここから追記:9時23分)

 

 

 (ここから追記:10時28分)

 

 1ドル/155円を超えたらドル買い介入をするようなニュアンスの事を散々言って来て、又、現・前・元財務官や日銀総裁にも言わせておいて、いざ155円を超えたら今度はだんまりですか、ほんまお笑いやね爆  笑

 

 

  古今を通じて最も信頼を失う行いは言行不一致に極まると言われています。

 

 (ここから追記:11時21分)

 

 

 米国が、日韓米財務大臣共同声明で理解を示したとは言え日本の為替介入によるドル安を望んでいる訳では無い状況下で、米市場で円買いドル売り介入をするのは相手の庭先を荒らすようなものと言う解説は分かりますが、日銀の政策決定会合自体は介入を避ける理由にはならないと私は思っています。

 

 (ここから追記:13時04分)

 

 

 「適切な対応をして行く思いは、いささかも変わらない」と言う事だそうです。

 

 思うのは幾らでも思えばいいんですが、思うだけでは現実は変わりません、現実を変えるのは行動だけですから><。