岸田首相の岸田派解散表明があり、二階派も二階会長が解散の意向を表明したのに続き、最大派閥の安倍派も解散するらしいですが、

 

 

 

 

 さて、麻生派、茂木派はどうするのでしょう?

 

 私は小学生の頃、ラジオニュースで造船疑獄と言う言葉を知り、同時に贈賄・収賄・汚職などの言葉とその意味を知りました。それから78歳になろうと言う今日まで、いったいどれほど多くの政治と金を巡る悪事を見て来たことでしょう。絶対権力は絶対腐敗すると言う言葉の通りです。その悪事の殆どが政権政党自民党の議員によって行われたものであり、彼の党の反省の弁と改革の意思の表明も嫌と言うほど見聞きしてきました。

 

 でも、反省の弁は口先だけで表明された改革も形だけで結局は更なる汚濁の進行と手口の巧妙化による堕落の悪化だけでした。戦後78年の日本の政治史は、汚濁と堕落と口先だけの嘘の羅列の歴史と言えるでしょう。

 

 今迄の経緯から考えると、今回も又今迄と同じ事の繰り返しでしょう。改革が実効在るように厳しく監視せよ、と言う様な意見が出てくる事も予想されますが無駄だと思います。

 

 それより、今こそ自民党を政権の座から追放して官僚組織と断ち切って日本政治を国民の手に取り戻し、自民党や日米合同委員会を通じて米軍の手先となり、独立国・国民主権の民主主義国である筈の日本を形だけの国民主権国、形だけの民主主義国、形だけの独立国にして来た官僚組織の改革を行う絶好のチャンスじゃあ無いでしょうか?

 

 チャンスと言うのはそうそうやって来ませんから、掴める時に掴んでおかなければと思います。

 

 それとも、又自民党官僚複合政権に騙されてやるんですか?

 

 (ここから追記:2024年1月20日13時56分)

 

 茂木派の意見表明は未だですが、麻生派は派閥存続で、安倍派の福田達夫も早速集団をつくると言っています。

 

 

 

 支持率低迷で政権維持が窮地に追い込まれている岸田首相としては、打開策が全く見当たらずどうせ首相の座を追われるならと破れかぶれの博打で派閥解消宣言をしたのでしょうが、そんなもの如何に無意味かが良く分かります。