いつも窪田順生さんの書かれる記事には賛同する事が多いのですが、

 

 

 この記事を読んで自分の意見も少し書いて見たくなりました。

 

 窪田さんは、”「文春=正義」の風潮に違和感」とか”文春は絶対に正しいわけではないし「たかが週刊誌」”と書かれていますが、文春の記事がそう言う風に受け止められるにはそれなりの訳があると思います。

 

 それは、テレビ局やその親会社の大手新聞などを含む日本ジャーナリズムの程度の悪さです。

 

 私は、以前ヤフーニュースに引用される記事で、松本が日本一の大評論家でも在るかのように扱われ、何かあると松本がああ言った松本がこう言ったとしょっちゅう目にする事で、彼をそういう風に扱うのはおかしいと書いた記憶があります。

 

 また、さんまや松本などの視聴率が取れるタレントを、放送や収録後放送局幹部番組スタッフ打ち揃って出口までお見送りするなどと言う事も言われています。

 

 英BBCのジャニー喜多川の加害報道から、テレビ局やその系列の新聞が視聴率の取れるタレントを多数抱えているジャニーズ事務所の圧力に屈し、また過剰な忖度をする事によってジャニー喜多川の性加害にあえて目を瞑って来たことが暴かれましたが、それが無ければこの松本の事件も黙殺されていたかも分かりません。

 

 人気タレントを多数抱えるジャニーズ事務所や吉本興業にさえ屈服するのですから、政権を握っている自民党や様々な権限を握っている官僚組織を監視批判など出来るとは思えません。

 

 そのような日本ジャーナリズム大手の不甲斐ない体質が、相対的に文春を正義の使者のように浮かび上がらせていると言うのが私の解釈です。

 

 ダウンタウンについては、今日の「Japan Business Press」に伊東乾さんがこんな記事を書いておられます。

 

 

 

 松本の相方の浜田も、若い時に悪で暴力的体質を売り物にしていて、番組で一緒になった人物を見境なく殴ったり蹴ったりしていると言う様な事を目にした覚えがありますが、それが本当なら(松本の休業によって浜田の株が騰がっているらしいのですが)彼にも批判されるべきところがあるんじゃあ無いでしょうか?

 

 (ここから追記:2024年1月29日17時39分)

 

 

 「友は類をもって集まる」とも言うし「朱に交われば赤くなる」とも言う。