私は、日本経済の将来は暗いとみています。自民党政権が続く限り円の価値も下落すると考え、投資は外国株投信と金積み立てにしています。

 

 コロナ禍、ウクライナ戦争他の要素によって世界的なインフレが惹起され、それへの対応として米FRBが政策金利引き上げ量的緩和の巻き戻しを始めたのを皮切りに、EUを始めとして世界各国の中央銀行がそれに追随しました。

 

 ただ、世界中で一人日銀だけがその流れに抗し金融緩和・ゼロ金利政策を続けた結果、ドル/円は今年10月21日に1ドル=151.96円を付けました。米国のインフレ高騰が落ち着きを見せ始め、景気懸念がささやかれるようになりFRBが利上げペースを抑え気味に調整する事と最終金利が想定より高くなる可能性を発表すると、ドル/円相場は下落に転じ始めました。

 

 私が投資している外国株投信・金積み立て共ドル評価なので、含み益は激減中でそれはバブル的に膨らんでいただけなので仕方が無いのですが、問題はどの程度で落ち着くかという事です。

 

 国際金融の事など知識が無いので、最終的には信頼できるアナリストの見解を頼りにする事になるんですが、少しでも理解しようとネットの関連サイトを集めてみました。未だ全てを読み終わった訳では無いんですが、こんなのをピックアップしました。

 

 「国際収支統計の基礎知識

 

 初めに経常収支についておさらいします。

 

国際収支統計とは居住者と非居住者の間で行われた経済取引を記録した統計です。国際収支は主に『経常収支』『資本移転等収支』『金融収支』の3つから構成されます。今回のコラムでは『経常収支』に焦点を当てます。『金融収支』は金融資産・債務の取引を差し引きしたものです。居住者と非居住者の間での、M&Aなどの企業買収に絡んだ取引や、株式・債券などの証券の売買取引などが金融収支に計上されます。なお、『資本移転等収支』は日本においてはあまり大きな金額ではないため、ここでは説明しません。

経常収支は、『貿易・サービス収支』『第一次所得収支』『第二次所得収支』の3項目から成ります。モノの輸出入を差し引きした貿易収支や、旅行や知的財産権の使用料などのサービス収支は実感しやすいと思います。第一次所得収支は海外投資から得た利子・配当などで、第二次所得収支は政府や民間の海外資金援助などを指します。

平たく言うと、経常収支は『海外からの稼ぎ』と理解するとわかりやすいでしょう。経常収支黒字が大きいということは、海外からの稼ぎが大きいということですので、その国の通貨のプラス材料となります。」(検索したサイトのURLをコピペしようとしたら文字化けしましたので、ポイント部分をそのままコピーしました。)

 

 

 

 

 

 

 素人考えでは、貿易収支と第一次所得収支が釣り合っていれば当面は良いじゃあ無いか?とも思うんですが、投資益が国内に還流すれば良いんですがそれが海外に留まったままだと言うのがどう影響するのかと言う点がもう一つ理解出来ていません。それを還流させるためにレパトリ減税を行うと言うのは分かるんですが・・・。

 

 

 ただ、最終的には日本の財政赤字が膨らむ一方で、それを日銀が禁じ手の財政ファイナンスでサポートしているのが決め手となって円安が進行するのではないか?と思っています。

 

 

 藤巻さんは、一貫して円暴落説を言い続けていらっしゃいますが・・・。