ぼくは舞台で育ててもらい、いまでも舞台出身の俳優として自覚しております。




元来、変に真面目な部分があります。

その"変"な部分が作用してるのか否か、
数年前までは、開演30分前に舞台袖へいき
ひとりで曲を聴きながら自分の役と向き合い、ひっそりと準備することがルーティーンワークとなっていました。

それが流れる作品、役のために心地よいものだと
思っていました。




いやあ

いまはもうそれはしないですね。



もちろん作品、役、自身のコンディションへのアプローチや準備はとっても大切、というか
大前提なんだけども、
舞台袖でひとりでしっぽりっていうやり方はいまはもう違うなと、そう思ってるわけです。


なぜかというと、

30分ほど一人でいるということは、
共演者さんのテンション、コンディション、変化に事前に気付けないんですね。
そして、コミュニケーションを取れない状況になってしまう。
ともに作品をつくる相手が、どう在るのか。

それに気付いてからは
非常にフランクに本番に望むマンに変化しました。



とても芳しく作用してます。





稽古場、楽屋の潤滑油 にしむ

作品のために成りますよ👏





( ´,_ゝ`)