なんて愛らしい人間なのか!
観る人によっては、こういうタイプの人が苦手だったりする人も当然いるだろうが、
こころを許せば他人の懐に可愛く入りこめるその器に、随分と笑顔になった。
それは、"作品"として俯瞰で体験しているからで
実際にこういう人が近くにいたとしたら、どうなんだろうと思ってしまうかも、だけど。
13年のブランクってね
残酷なほど世間に置いていかれる。
まっとうに生きようと、社会に適合するために捨てる必要もあるんだろうけど、いまの日本では。
この可愛らしい三上(役所広司さん)が、それを捨てたシーンには、思わず顔が歪みます。
仲野太賀さんの「困るんです…」には
もう、ね。他意はないんだろうけど、出ちゃってんのよね!!!
いやこれは言えない!ぜひご自身の目で観てみて!!!!笑
でも三上の場合は特別に
出所してから、随分と周りに恵まれた人だよ。素晴らしい環境。
それがなければ、また旭川戻りだろうな。
なんて、
"すばらしき世界"なんでしょうね。
日本は。
( ´,_ゝ`)