人間とは、本当に不思議な生き物ですね。
自分が見聞きしていないのに、誰かの情報によって、あたかもそれが自分自身に起こっていたり、そう感じているような気分になるからです。
これが、生命を守ることにもなりますが、ネガティブな反応を起こすことも多々あります。
人間関係の中では、こんなことが渦巻いていて、知りたくもない情報に翻弄されたりもしますね。
世界には、この他人の又聞きの情報を全く信じないという部族もあるそうですが、私は残念ながら、その情報にとても共感してしまうタイプなので、人間関係を狭めることもしばしば。
これって、勿体ないですね。
でも、カウンセリングを受けて、最近では、このカラクリが良く分かるようになったので、今回は、違う選択をしてみました。
すると、情報とは違った見方、感じ方を体感出来て、またひとつ世界が広がりました。
他人の色眼鏡をかけなくて良かった…と感じた瞬間です。
そして、もう一つ気がついて、実践していることがあります。
それは、「自分の色眼鏡も他者にかけさせない」ということです。
他者の色眼鏡があるということは、もちろん自分も自分の色眼鏡を持っているということです。
ある人や物事に対して、自分が自分の色眼鏡をかけて見ていると、やはりネガティブな印象を受けてしまいます。
そして、自分だけでそれを感じているのはしんどいので、親しい人などに話して、共感してもらいたくなります。
共感してもらって、安心したい。