9月 | 徒然草

徒然草

お花の写真や、病院のお知らせなど

今晩は。

 昨日採血した結果、肝臓の数値は正常化しておりました。診断と治療が的確であったということでしょうね。いずれにせよ、これで一安心でございます。

 私は子供の頃から7〜8月は寝込んでしまうほど調子が悪くて、9〜10月特に体調が良くなります。幾つになっても変わらないものですね。

 しかし今も冷房が寒くて苦手です。ママさん部屋は冷蔵庫のように冷えていて、私には到底入れません。私の部屋は窓を開けて自然の風で過ごすことが多いです。暑くてもあまり汗をかかず、従って剣道してもあまり汗をかいたことがございません。

 

 さて今日は一枚だけ。今まで書道はずっと「臨書」、つまり昔の中国人や日本人が書いたものを「真似して書く」ばかりでありましたが、初めて自分の字を書いてみましたのでアップしておきます。

 題材は天龍寺が配布している活字の印刷物で、白隠禅師の「坐禅和讃」です。これは中国の紙に書いたので、神に穴があいていたり、薄い部分や厚い部分があったので保存用に裏紙をつけてもらおうとお店に持って行ったところ、お店の支店長さんから「これはもったいないから屏風にしましょうよ」と言われ、ついついその気になって屏風にしてしまいました。

 

 今となっては恥ずかしい限りですが、自分の字で書いた初めての「書」でもあります。立派すぎる屏風になりました。高くつきましたです。

 

 

 院長

 

「衆生本来仏なり」で始まリます。書いてあることはその通りですが、いつか私のメモ帳に次のようなことが書いてありましたので同時にここでアップしておきます。白隠さんには申し訳ないですが、私が思うに「衆生本来仏なり」は一方的な見方ではないでしょうか。

 

 私のメモは以下の通りです。

「方円の器に従い 大地を潤し 刃でもきれぬ水なれど、

 ひとたび暴れ狂えば 山を削り 堤を破り 人を殺すに迷いなし。

 忘るる勿れ 水も人も元はおなじぞ。」

 

 ではまた、いつの日か〜。